「ご予約、お取り寄せ商品です。商品入荷後の発送になります。」この巻では1941年から42年にかけて繰り広げられたクリミア半島とセバストポリ要塞を巡りソビエト軍に攻勢を仕掛けたドイツ軍の戦いを取り上げて紹介します。 当時を記録したモノクロ写真の数々からはドイツのエーリッヒ・フォン・マンシュタインに率いられたドイツ陸軍第11軍の様子が伝わってくる1冊です。 厳選された130点を超える写真は厳しい冬の雪中での戦闘シーンから、雪解けの泥沼と化した大地に足を取られる行軍シーン、さらには様々な渡河シーンなどを掲載。さらに、シェルターや塹壕?の様子やMG-34をはじめMG-08/15軽機関銃、2cm対空砲、88mm対空砲、ネーベルベルファーや15cm野砲など、さまざまな火器類の写真も豊富。射撃シーンなど、操作する兵士との組み合わせは模型ファンには情景作りにも役立つことでしょう。 また、ドイツ軍によって破壊されたセバストポリのソビエト軍トーチカの写真も収録。巨大な3連装砲の、破壊されたとはいえ迫力ある様子が伝わってきます。 もちろんシリーズの各巻と同じように掲載写真には英語で簡単な解説文が添えられ、多くの情報が読み取っていただけます。さらに、1941年7月1日、元帥に昇進した際のマンシュタインの全身を描いたイラストをはじめ、1942年4月の南方軍集団の砲兵など、ドイツ軍兵士を描いたカラーイラスト4点も収録。1点1ページで大きく掲載されております。 服装や装備品の詳細を知る参考にしていただけることでしょう。兵士を中心にした情景製作には様々なシチュエーションの記録写真が模型ファンに多くのヒントとアイデアを与えてくれる1冊です。 サイズ:21.5×28cm 52ページ 掲載写真:135点 掲載カラーイラスト:4点 Hans Seidler著