「ご予約、お取り寄せ商品です。商品入荷後の発送になります。」【実車について】 第二次世界大戦でドイツ軍はさまざまな兵器を開発していますが、量産配備されたものだけでなく、少量の試作で終わったものから、計画段階で終了したものまで多岐にわたります。 最強戦車のひとつとして知られるドイツのティーガーI型をベースにした計画車両のひとつがH2型です。ヘンシェル社のティーガーI型の車体にラインメタル社で開発中の75mm砲を装備する専用砲塔を搭載するのが特徴でした。 この75mm砲は56口径の88mm砲よりも貫通力ではしのぐ性能を持つものでした。 ヘンシェル社では木製モックアップの砲塔を製作、車体に合わせて75mm砲搭載の検証まで進んでいました。その結果を受けてティーガーI型の最初の100両は88mm砲搭載のH1型、その後、75mm砲搭載のH2型に切り替えられることになりましたが、75mm砲はパンター戦車に回されることになり、ティーガーIのH2型は量産されることなく終わったのです。 【モデルについて】 モデルはモックアップ段階で終わった計画戦車、ティーガーI H2型を再現。ティーガーI型戦車の車体にパンター戦車の砲塔を組み合わせたと思われがちなH2型ですが、その専用砲塔はモデルではもちろん新規金型でその形状を確実に再現しています。 装甲の溶接跡などのディテールもしっかりと表現され、砲塔側面に設けられたピストルポートやコミュニケーションハッチ、エスケープハッチもモデル化。キューポラや75mmKwK.42主砲、防盾など、モックアップでしか実現しなかったH2型の砲塔完成形を実感たっぷりに立体化。 車体はティーガーI型の直線的で力強いスタイルを再現。エンジンデッキのグリルや車体後部の排気管、足回りなどはサイバーホビーの実績ある表現が計画戦車にリアリティを加えます。 履帯は組み立てやすいDSトラックを採用。足元の仕上がりを引き締めます。1943年から登場していたかもしれないティーガーIのH2型。 大戦後半に活躍したようすを想像しながらマーキングや塗装などに腕を振るって仕上げてみるのが楽しみです。 模型だからできる情景も広がります。H2型ならではの砲塔は新金型で再現 装甲の溶接跡など細部までリアルに再現 砲塔側面のピストルポートやコミュニケーションハッチ、エスケープハッチもモデル化 75mmKwK.42主砲、防盾など、モックアップでしか実現しなかったH2型の砲塔完成形を実感たっぷりに再現 エンジンデッキなどの足回りも細部まで緻密にモデル化 履帯は組立てやすいDSトラック